アプシィ株式会社の創業者・吉岡賢氏とは?出身・経歴とか調べてみた

ゲーム事業を展開しているアプシィ株式会社の創業者・吉岡賢氏とはどんな人物なのか?プロフィールや経歴などについて調査してみました!

プロフィール

吉岡賢(よしおか まさる)
広島県尾道市出身で、北海道大学工学部を卒業しています。

その後日本ビクター株式会社に入社。グループ公募によってビクター音楽産業株式会社(現・ビクターエンタテインメント株式会社)に音楽ディレクターとして移籍しています。
1983年にビクター音楽産業がインタラクティブ事業へ参入。ゲーム部門の発足と同時に転属しています。ビクターがPCエンジンへ初参戦する作品となった「魔境伝説」をきっかけに、「鏡の国のレジェンド」など多数のゲーム作品を世に送り出します。
その後、株式会社ビジュアルサイエンス研究所に転職。
1996年から2006年までポリゴンマジック株式会社の代表取締役社長を務めています。
2007年から、タボット株式会社(現・アプシィ株式会社)を創業し、代表取締役社長に就任しました。

アプシィについて

ゲームをする子ども

アプシィは、コンシューマーゲームソフト・アーケードゲームの開発のほか、パチンコ・スロットなど遊技機の開発も行っている会社です。
同社は「エンターテインメントを通して子供たちに夢と希望と笑い(笑顔)を届け続けることができる会社」を目指しているといいます。子どもたちが楽しめるというだけでなく、保護者も安心して遊ばせられるエイジレス・ジェンダーレスな作品の開発に注力しているようです。

作品としては、「なつもん! 20 世紀の夏休み」、「おしりたんてい ププッ みらいのめいたんていとうじょう!」、「イドラ ファンタシースターサーガ」、「龍が如く0 誓いの場所」、「ラブプラス+」などの開発に携わっているようです。

吉岡賢氏の経歴・実績

吉岡賢氏にはこのような経歴があります。

1982年 北海道大学工学部卒業
1982年 日本ビクター株式会社に入社
1983年 ビクター音楽産業株式会社(現在・ビクターエンタテインメント株式会社)に音楽ディレクターとして移籍
1983年 ゲーム部門に転属
1994年 株式会社ビジュアルサイエンス研究所の取締役に就任
1996年 ポリゴンマジック株式会社の代表取締役社長に就任
2007年 タボット株式会社(現・アプシィ株式会社)を創業し代表取締役社長に就任

ビクターがPCエンジンに参入し、CD-ROM2タイトルを次々と世に送り出していましたが、グラフィックのリアリティを追求するものの、ドット絵による表現の限界を感じたそう。そして3DCG時代の到来を確信した吉岡氏はビクター音楽産業を退職し、CG技術を活かしたゲーム会社の代表を経て、現在のアプシィを創業したようです。

まとめ

子ども向けのゲーム開発に力を入れているアプシィ株式会社。その代表を務める吉岡賢氏は、元々は ビクターで音楽ディレクターを務めていました。ビクターがゲーム部門を発足すると同時に転属となり、そこから吉岡氏のゲーム制作人生がスタートしたと言ってもいいでしょう。同社が培ってきたノウハウを活かし、これからも保護者が安心して遊ばせられる子ども向けゲームを世に送り出していくのではないでしょうか。

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