株式会社アクワイアの創業者・遠藤琢磨氏とは?出身・経歴とか調べてみた

家庭用ゲームの開発事業などを展開しているアクワイア株式会社の創業者・遠藤琢磨氏とはどんな人物なのか?プロフィールや経歴などについて調査してみました!

プロフィール

遠藤琢磨(えんどう たくま)
帝京技術科学大学(現:帝京平成大学)で情報工学を学び、1994年に同学を卒業しました。
大学卒業後は、 PlayStationの登場と時を同じくして起業の道へ。株式会社アクワイアを設立し、自身は代表取締役社長に就任しました。
現在は代表兼プロデューサーとして数々の作品を生み出しています。
また、株式会社アクワイアはパブリッシャーとして販売活動もスタート。老舗ゲームメーカーとして業界内での存在感を示しています。

アクワイアについて

アクワイアは、1994年の創業より「独自性」「奇抜さ」をキーワードに、常識にとらわれることのない「尖った」オリジナルコンテンツの開発に取り組んできたとのこと。
中でも、アクワイア初の作品である「天誅」は全世界で127万本以上のヒットを飛ばしたそうです。
現在は、ゲーム開発やグラフィックデザイン、モーションキャプチャー、スマートフォンアプリ開発、業務系システム開発などの幅広い分野で活躍しています。
ゲーム開発において 企画原案から完成までを一貫して手がけられる環境を自社に持ち、独自性を追求した好奇心を刺激するハイレベルなコンテンツ制作を行っているようです。

「天誅」シリーズや「勇者のくせになまいきだ。」シリーズ、「侍道」シリーズ、「AKIBA’S TRIP」シリーズ、「OCTOPATH TRAVELER」シリーズなどの作品を世に送り出し、ゲーム業界を盛り上げてきた会社です。

遠藤琢磨氏の経歴・実績

遠藤琢磨氏にはこのような経歴があります。

1994年 帝京技術科学大学(現:帝京平成大学)卒業
1994年  有限会社アクワイアを設立し、代表取締役に就任
1998年 株式会社に組織変更
1998年 PlayStation用ゲームソフト「立体忍者活劇 天誅」が海外で100万本、国内で27万本ものセールスを記録 をリリース
2007年 PSP用ゲームソフト「勇者のくせになまいきだ。」をリリース
2018年 Nintendo Switch用ゲームソフト「OCTOPATH TRAVELER」をリリース。世界累計出荷・DL販売本数が300万本を突破
2023年 Nintendo Switch、PlayStation 5、PlayStation 4、PC用ゲームソフト「OCTOPATH TRAVELER II」をリリース

大学卒業後、独学でゲーム制作を学び、フリーランスとして活動した遠藤氏。まだインターネットが普及していない時代のため、ソフト会社に居候したりセミナーに通ったりするなどしてスキルを培い、コツコツと人脈を広げたそうです。その後、高校時代から仲の良かった二人の友人とともに起業し、当時発表されて間もないPlayStationゲームの制作を始めたのだとか。

まとめ

「天誅」「勇者のくせになまいきだ。」「OCTOPATH TRAVELER」など独自性の高いゲームを数多く手がけるアクワイアは、遠藤琢磨氏がフリーランスとして活動していた頃の経験を元に設立されました。その歴史は、同時期に発表されたPlayStationの存在なしには語れません。学生の頃から抱いていた「ゲームを作りたい」という夢を実現した遠藤琢磨氏ですが、 ソフト会社に居候するなど異色の経歴を持つ人物だからこそ個性豊かな作品を次々と打ち出すことができるのかもしれません。