コーエーテクモ現会長・襟川恵子とは?出身・経歴とか調べてみた

「信長の野望」や「無双」シリーズを代表作に持つコーエーテクモの現代表取締役会長・襟川恵子とはどんな人物なのか?プロフィールや経歴について調査しました!

プロフィール

襟川恵子(えりかわ けいこ)
1949年1月3日生まれ。多摩美術大学美術学部デザイン科卒業。

コーエーテクモゲームスにおける開発チーム「ルビーパーティー」を立ち上げた人物であり、今でこそジャンルとして確立された「女性向けゲーム」の生みの親だそうです。

また、コーエーの設立者にしてコーエーテクモホールディングス言代表取締役社長を務める襟川陽一とは夫婦であるとのこと。美大出身であることから、コーエーテクモゲームス本社内にはアート作品を展示しているそうです。

コーエーテクモゲームスについて

1983年に発売されて以降根強い人気でシリーズ化している「信長の野望」を筆頭に、「三國志」、「戦国無双」など歴史を舞台としたゲームを代表作に持つコーエーテクモ。一方で、1994年に国内初となる女性向け恋愛シミュレーションゲームを発売した他、国内初のアダルトゲームを制作したメーカーでもあるなど、幅広いゲーム制作に携わっています。 

現在では、パソコン・家庭用ゲームの他、オンラインゲーム、モバイルコンテンツなどを手がけ、中国・シンガポール・ベトナムに開発子会社を設置するグローバル企業でもあります。また、ゲームソフトのメーカーでありながら、2016年には大河ドラマ「真田丸」の劇中背景や大名勢力図に使用するCG技術の提供・監修を行うなど、他のゲームソフトメーカーには見られないような活動も行っているようです。

襟川恵子氏の経歴

襟川恵子氏にはこのような経歴があります。

1971年 多摩美術大学 美術学部デザイン科卒業
1978年 株式会社コーエー設立 専務取締役に就任
1986年 ソフトウェア法的保護監視機構 初代代表に就任
1989年 日本シミュレーション&ゲーミング学会を発起 理事に就任
1994年 公益財団法人 科学技術融合振興財団 理事に就任
1995年 一般社団法人マルチメディア・タイトル製作者連盟 理事に就任
1998年 一般社団法人日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会 副会長に就任
1998年 一般社団法人コンピュータエンターテインメントソフトウェア協会 常任理事に就任
1999年 株式会社コーエー 代表取締役社長に就任
     内閣官房新千年紀記念行事懇話会 構成員に選定
2001年 株式会社コーエー 代表取締役会長に就任
     米国サンフランシスコ・KOEI CORPORATION Chairman&CEOに就任 
2002年 天辰光栄軟件有限公司 董事長に就任
     北京光栄軟件有限公司 董事長に就任
2006年 株式会社コーエー ファウンダー取締役名誉会長に就任
     一般社団法人日本経済団体連合会 評議員に就任
2007年 一般社団法人デジタルメディア協会 理事長に就任
2008年 一般社団法人インターネット・コンテンツ審査監視機構 代表理事代行に就任
2009年 総務省情報通信審議会 専門委員に就任
     コーエーテクモホールディングス株式会社設立。取締役に就任
     コーエーテクモホールディングス株式会社 取締役名誉会長に就任
2013年 コーエーテクモホールディングス株式会社 代表取締役会長に就任
     一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会 理事に就任

コーエー以外にも「デジタル」「インターネット」「情報」「IT」の分野で幅広く活躍している人物のようです。総務省大臣官房管理室・インターネット文化振興協会から貢献感謝状や、経済産業大臣表彰、総務大臣表彰などを得て、2015年には藍綬褒章を受章。また「The Wall Street Journal Online」・「Far Eastern Economic Review誌」における「日本を直せる人々」の10人に数えられるなど、海外からも注目されているようです。

まとめ

日本初の女性向けゲームを確立した襟川恵子氏。一方では情報分野での活躍もめざましく、まさに国内外で幅広く活躍する人物だといえるでしょう。

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