オンラインゲームの運営をベースにモバイルゲーム部門を展開するガンホー・オンライン・エンターテイメントの現代表者・森下一喜とはどんな人物なのか?プロフィールや経歴、経営している会社について調査してみました!
プロフィール
森下一喜(もりした かずき)
1973年9月16日生まれ。千葉商科大学付属高等学校卒業。
新潟で病院経営を行う裕福な家庭に生まれるも、高等学校在学中に父親が起こした新事業に失敗。大学進学を断念したそうです。その後は引っ越しやバーテンダー、レンタルビデオ店員などのアルバイトで生計を立てながら、漫才師を6年間続けるも相方の都合により解散。
1994年株式会社パルテックで営業職に就き、1996年にはゲーム業界への転身を決意。2000年に新たな会社を立ち上げ、家庭用ゲーム機向けSDKの受託開発を開始するも経営は軌道に乗らず、2001年に知人の縁で孫泰藏氏と出会い、ガンホー・オンライン・エンターテイメントへ入社したのだそうです。
フリーターから代表者にまで上り詰めた異色の経歴ともいえますね
ガンホー・オンライン・エンターテイメントについて
OnSaleとソフトバンクの合弁企業として1998年に発足。初代社長として、ソフトバンク代表の孫正義氏の弟である孫泰藏氏が就任し、ネットオークション事業を展開していたそうです。2002年にネットオークション事業から撤退し、韓国のオンラインゲーム「ラグナロクオンライン」の国内運営権を獲得。そのままオンラインゲーム運営事業へと転換しました。「ラグナロクオンライン」の国内ヒットにより、ガンホー・オンライン・エンターテイメントは急成長を成し遂げ、その他タイトルの運営も展開。2012年にはスマートフォン向けゲーム「パズル&ドラゴンズ」をリリースし、大ヒット。これまでの「ラグナロクオンライン」に依存していた収益体質が劇的に変化し、スマートフォン向けゲームの開発・運営を行う企業として注目を集めるようになりました。
森下一喜氏の経歴
森下一喜氏にはこのような経歴があります。
1994年 スーツ姿に憧れて株式会社パルテックに入社。営業職へ就く。
1996年 ゲーム業界を志し、株式会社ソフトクリエイトへ。
2000年 同僚二人を誘ってドルフィンネット株式会社を設立。家庭用ゲーム機向けSDKの受託開発を行う。
2001年 孫泰藏氏と知り合い、ガンホー・オンライン・エンターテイメントのE-サービス部部長へ就任
2002年 ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社のCOOに就任
PCオンライン事業を立ち上げ、「ラグナロクオンライン」の独占的運営権獲得に従事
2004年 ガンホー・オンライン・エンターテイメントの代表取締役に就任。
ゲーム業界に転身を決意してから圧倒的なスピードでガンホー・オンライン・エンターテイメントの代表にまで上り詰めた森下一喜氏。2013年以降は株価が高騰したことにより、莫大な資産を築いたようですが、住む家や車などにこだわりはないそうです。
まとめ
オンラインゲームの運営とスマートフォン向けゲームの開発・運営という2つのビジネスモデルを展開するガンホー・オンライン・エンターテイメント。中でもスマートフォン向けゲームに関しては、国内の「ソシャゲブーム」を生み出したリーディングカンパニーとも呼べるでしょう。そんなガンホー・オンライン・エンターテイメントの代表を務める森下一喜氏も、今後のゲーム業界で活躍が期待される一人です。