ナムコといえば、世界的ヒットを記録した「パックマン」の生みの親。そんなナムコの創業者・中村雅哉氏とはどんな人物なのか?プロフィールや経歴、創業した会社について調査してみました!
プロフィール
中村雅哉(なかむら まさや)
1925年生まれ。2017年没。
横浜工業専門学校(現横浜国立大学)卒業。
バンダイナムコホールディングスの「ナムコ」を設立した創業者であり、その他日本アミューズメントマシン協会会長(後に名誉会長、最高顧問)、財団法人マルチメディアコンテンツ振興協会会長を務めました。合併後は、バンダイナムコホールディングスの最高顧問にも就任していました。
ナムコについて
現在は「バンダイ」と経営統合したことにより「バンダイナムコホールディングス」の一員となりました。旧ナムコが行っていた「パックマン」に代表されるアミューズメント機器の企画から生産、販売を中心とする事業は「バンダイナムコアミューズメント」が引き継いでいます。また、この他にもアミューズメント施設の運営なども行うリアルエンターテインメント事業を展開しています。
中村雅哉氏の経歴
中村雅哉氏にはこのような経歴があります。
1948年 横浜工業専門学校造船科卒業
1955年 有限会社中村製作所(後のnamco)を設立
1980年 「パックマン」が世界的大ヒットを記録。
日本アミューズメントマシン協会会長に就任
1986年 藍綬褒章を受章
1996年 1993年に買収した日活の社長へ就任
1999年 財団法人マルチメディアコンテンツ振興協会会長に就任
2000年 東京芸術大学と慶應義塾大学へ個人資産から4億円を寄付
2001年 デジタルコンテンツ協会(旧マルチメディアコンテンツ振興協会)会長に就任
2007年 旭日小綬章を受章
2010年 「国際ビデオゲームの殿堂」にて、先駆者5名の一人として選出される
2017年 従五位が贈位される
ナムコの創業から始まり、アミューズメント機器の分野で長く日本を引っ張ってきた中村雅哉氏。映像技術への関心も高く、様々な映画に「製作総指揮」として携わった実績もあるそうです。そういった取り組みが評価され、褒章や位階が授けられたのでしょう。
まとめ
世界的な人気と知名度を誇る「パックマン」を生んだナムコ。現在はバンダイとの経営統合により、新たな形へと生まれ変わっていますが、ナムコを設立した中村雅哉氏も、日本のゲーム業界を牽引してきた人物として輝かしい経歴を持っていることが分かりました。