株式会社miHoYoの創業者・蔡浩宇氏とは?出身・経歴とか調べてみた

ゲームの企画・開発・運営事業などを展開している株式会社miHoYoの創業者・蔡浩宇氏とはどんな人物なのか?プロフィールや経歴などについて調査してみました!

プロフィール

蔡浩宇(さい はおゆう)
1987年生まれ。

蔡氏は中華人民共和国の山東省済南市出身。上海交通大学の電子情報学部に在学していた2011年当初、友人の劉偉氏、羅宇皓氏とともに株式会社miHoYoを学生ベンチャーとして設立したといいます。現在は株式会社miHoYoの董事長を退任し、同社新プロジェクトの研究開発などに注力 するゲームプロデューサーとして活躍しています。

miHoYoについて

株式会社miHoYoの正式名称は、上海米哈遊ネットワーク(上海米哈游网络科技股份有限公司)で、中国でスマートフォンゲーム用ソフトの開発・サービス提供を手掛ける会社です。
株式会社miHoYoは、同社が開発・リリースする各種コンテンツの日本向けローカライズ、プロモーション、パブリッシング、カスタマーサポート、その他ビジネス関連事業などを手掛けています。2022年にはmiHoYoのコンテンツを展開するCognosphere Pte., Ltd.をシンガポールに設立し、「HoYoverse」という新ブランドを立ち上げました。

作品としては、「崩壊学園」、「崩壊3rd」、「原神」、「未定事件簿」、「崩壊:スターレイル」、「FlyMe2theMoon」などに携わっているようです。

蔡浩宇氏の経歴・実績

蔡浩宇氏にはこのような経歴があります。

2011年 劉偉氏、羅宇皓氏とmiHoYoを立ち上げる
2012年 Shanghai miHoYo Network Technology Co., Ltd. (上海米哈游网络科技股份有限公司)を設立し、会長兼ゼネラルマネージャーに就任
2015年 東京都に日本法人を設立
2022年 Cognosphere Pte., Ltd.をシンガポールに設立

蔡氏は日本のアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の大ファンで、同アニメの登場人物・葛城ミサトにちなんだゲームエンジン「Misato Engine」「Misato2D」を開発しました。このゲームエンジンが中国科学院主催のオープンソースの技術革新コンテストに入賞したことが、本格的にゲーム制作へと踏み出す契機となったようです。

まとめ

中国で開発・サービス提供されるゲームの日本向けローカライズ、プロモーション、パブリッシング事業などを行う株式会社miHoYoの創業者である蔡浩宇氏。「原神」や「崩壊:スターレイル」などのソーシャルゲームを大ヒットさせた同氏は、今後もさらなる高品質なゲーム開発を実践していくようです。