セガサミーグループのエンタテインメントコンテンツ事業を統括するセガサミーホールディングスの現代表者・里見治紀とはどんな人物なのか?プロフィールや経歴、経営している会社について調査してみました!
プロフィール
里見治紀(さとみ はるき)
1979年1月11日生まれ。明治学院大学国際学部卒業。
大學卒業後は、国際証券へ入社。しかし、セガサミーホールディングスの創業者である父・里見治氏のこともあってか、3年後にはサミーへ入社しています。
また、2012年にはカリフォルニア大学バークレー校ハース・ビジネススクール修士課程を修了。里見治氏が馬主としても活動していたこともあり、里見治紀氏も馬のオーナーという一面を持っているようです。主に「キャル」を冠名としているようですが、一部里見治氏が所有していた馬も引き継ぎ、オーナーとして登録されているのだそうです。
セガについて
セガといえば、任天堂、ソニーとともにゲームハードメーカーとして鎬を削っていた会社ですが、家庭用ゲームに対するマーケットインに失敗し撤退。しかし、ゲームソフトメーカーとしては依然高い知名度を有しており、「ソニック」や「バーチャファイター」といったシリーズはコンシューマーゲーム黎明期から人気タイトルとして知られています。中でも「ソニック」は“世界で最も知られたビデオゲーム・キャラクター”の一人であり、2008年にはイギリスのメジャー誌『デイリー・テレグラフ』が調査した「最も好きなゲームキャラクター」というアンケートにて堂々の一位を獲得。その他にも、発見者がファンだったという理由から、「ソニック・ヘッジホッグ」と名付けられたタンパク質及びそれをコーディングする遺伝子物質があるなど、キャラクターとしての人気は圧倒的といえるでしょう。
セガサミーグループでは、セガグループを中心としたエンタテインメントコンテンツ事業の他、サミーを中心とした遊技機事業、その他リゾート事業などがあります。エンタテインメントコンテンツ事業では、コンシューマーゲームソフトの開発からアーケードゲームの開発、近年ではソーシャルゲームの開発・運営なども手掛けているようです。
里見治紀氏の経歴
里見治紀氏にはこのような経歴があります。
2001年 明治学院大学国際学部を卒業し、国際証券へ入社
2004年 サミー入社
2012年 カリフォルニア大学バークレー校ハース・ビジネススクール修士課程を修了
サミーネットワークス、セガネットワークスの代表取締役社長CEOに就任
セガサミーホールディングス、セガの取締役に就任
2014年 セガ代表取締役副社長に就任。
サミー、サンリオの取締役に就任
2015年 セガホールディングス、サミーの代表取締役副社長に就任
セガゲームス代表取締役社長CEOに就任
2016年 サミー代表取締役社長COOに就任
サミーネットワークス代表取締役会長に就任
セガサミーホールディングス常務取締役に就任
2017年 セガサミーホールディングス代表取締役社長COOに就任
セガホールディングス、セガゲームスの代表取締役会長CEOに就任
サミー代表取締役社長CEOに就任
2018年 フェニックスリゾート取締役会長に就任
東京馬主協会監事を歴任
MBAを取得した2012年を皮切りに、セガサミーグループの経営に広く関わるようになったことが分かります。また、東京馬主協会の監事を務めるなど、グループ外の活躍も。2012年にフェニックスリゾートを完全子会社化するなど、セガサミーグループはなおも事業領域を拡大し続けているグループなので、今後も幅広い活躍が期待できるのではないでしょうか。
まとめ
セガサミーホールディングスの現代表・里見治紀氏は、セガサミーグループ全体の経営を幅広く指揮している人物でした。日本が世界に誇るキャラクターであるソニックを抱えるセガとして、今後もゲーム業界はもちろん、それ以外の分野でも活躍に注目したいと思います。