コンピューターゲームの企画・開発・運営を行っていたディライトワークスの創業者・庄司顕仁氏とはどんな人物なのか?プロフィールや経歴、創業した会社について調査してみました!
プロフィール
庄司顕仁(しょうじ あきひと)
1976年横浜に生まれる。法政大学社会学部を卒業。
スクウェア・エニックスの前身であるスクウェアにアルバイトを経て入社し、15年ほど在籍していました。
オンラインゲームのファイナルファンタジー11の最初期に、品質管理部門の責任者としてPlayOnlineの立ち上げなどに携わっていたようです。その後、アーケード事業の立ち上げなども担当しました。
スクエニのグループ会社であるスタイルウォーカーの代表取締役社長、タイトーの取締役などを経験。
組織の枠を超えて挑戦してみたいという想いから独立し、2014年ディライトワークス株式会社を設立しました。
ディライトワークスについて
ディライトワークスは、「ゲーム業界のよろず屋カンパニー」として2014年に創業しました。スマホゲームやPS4、Switch、アーケード、アナログゲームの開発・販売も展開していた企業です。
設立当初は庄司氏1人だけの会社でしたが、2018年7月時点で従業員数は380人にまで増えたとのこと。2021年にゲーム事業を新設分割した新しい会社・株式会社ラセングルに継承しました。2022年から同社はゲーム事業以外で事業を続けているとのことです。
同社の代表作は「Fate/Grand Order」。ほかにも「バンドやろうぜ!」「Fate/Grand Order VR feat.マシュ・キリエライト」「Fate/Grand Order Arcade」などの作品を手掛けています。
庄司顕仁氏の経歴
庄司顕仁氏にはこのような経歴があります。
2000年 株式会社スクアーツ(現・スクウェア・エニックス)入社
2001年 株式会社スクウェア(現・スクウェア・エニックス)品質管理部長
2004年 株式会社スクウェア事業開発部 シニアマネージャー
2006年 株式会社スタイルウォーカー(現・タイトー)代表取締役社長に就任
2009年 株式会社タイトー取締役兼ON!AIR事業本部長就任
2014年 ディライトワークス株式会社を設立し代表取締役に就任
2015年 株式会社gumi社外取締役に就任
スクウェアにアルバイトを経て入社し、その後品質管理部長などを任され、ほかのエンタテインメント会社の代表取締役社長や社外取締役なども務めています。
「一年後に起き得ると予測していた事態が今起きたとしても、対処できるようにしておくのがプロ。備えよ、常に。」「我々は金を稼ぐためにサービスを作っているのではなく、より良いサービスを作るために金を稼いでいる」などの語録があります。
まとめ
組織の枠を超えて挑戦してみたいという想いから会社を設立し、Fate/Grand Orderなどのヒット作を開発してきた庄司顕仁氏。プロ意識が高く、より良いサービスを提供するためにお金を稼ぐという考え方のようです。スクウェア・エニックスやタイトーといった企業での経験が、会社の成長に繋がったのではないでしょうか。