ゲームソフトをはじめカードゲーム、コンピュータグラフィックス、デジタルアニメーションなど幅広い事業を展開している株式会社クリーチャーズの代表取締役社長を務める田中宏和氏とはどんな人物なのか?プロフィールや経歴、経営している会社について調査してみました!
プロフィール
田中宏和 (たなか ひろかず)
1957年12月13日生まれ。出身は京都府与謝郡。
ゲームミュージックやアニメの「ポケットモンスター」の楽曲を手掛ける作曲家であり、現在は株式会社クリーチャーズの代表を務めています。
1980年に任天堂に入社しており、任天堂製造本部第一部に所属していました。
入社後の初の実績は「スペースファイヤーバード」のハードウェアの音源開発およびサウンドデザインだったそうです。そのほか、ファミリーコンピューターやゲームボーイ、バーチャルボーイのハードウェアの音源開発に携わりながら、ゲームソフトのサウンドデザイン、サウンドプログラムもたくさん手掛けたようです。
株式会社クリーチャーズについて
1995年に設立以来、「つくるひと」が豊かな生活を営み、そのフィードバックを仕事に活かすサイクルが作れる場所を目指し取り組んできた株式会社クリーチャーズ。
同社は、株式会社ポケモンのライセンサーの1社であり、メインビジネスとしてポケモンにまつわる様々な商品を担っているそうです。他にもカードゲーム開発やデジタルゲーム開発、そして3DCG制作という3つの柱をメインに事業展開をしているとのこと。
そういった違う軸を持つことで会社の安定にもつながり、ひいては会社の個性や特徴を作るのだそうです。また複数の軸が互いに影響を与え合い、シナジーを生み出すことで会社事業の活性化にも寄与しているのだとか。
田中宏和氏の経歴
田中宏和氏にはこのような経歴があります。
1957年 京都府生まれ
1980年 任天堂株式会社 入社
1999年 任天堂株式会社 退社
1999年 株式会社クリーチャーズ 入社
2001年 株式会社クリーチャーズ 代表取締役社長就任
2017年 1stアルバム「Django」をリリース
2018年 Chip Tanakaとしてフジロックフェスティバルに出演
1997年4月1日にスタートしたテレビアニメ「ポケットモンスター」の主題歌である「めざせポケモンマスター」の作曲を「たなか ひろかず」名義で手掛け、CDセールス200万枚のヒットを記録しています。現在でもアニメポケモンシリーズの主題歌やエンディングテーマの多くを作曲しているそうです。
ゲームミュージックの代表作としては、「バルーンファイト」、「メトロイド」、「スーパーマリオランド」、「ハローキティワールド」、ゲームボーイ版の「テトリス」、「ドクターマリオ」、「マリオペイント」、鈴木慶一氏との共作で「MOTHER」、「MOTHER2 ギーグの逆襲」などがあります。
まとめ
株式会社クリーチャーズの代表取締役社長を務めている田中宏和氏は、作曲活動を行いながらゲーム機器のハードウェアの音源開発、ゲームソフトのサウンドデザインやサウンドプログラム開発などに携わってきました。アニメポケモンシリーズの楽曲や数々のゲームミュージックを手掛けるなど、多彩な才能を発揮しています。これからもポケモンや様々な音楽シーンで、新風を巻き起こしていくのではないでしょうか。