モバイル恋愛ゲームなどを手掛けている株式会社ボルテージの創業者・津谷祐司氏とはどんな人物なのか?プロフィールや経歴などについて調査してみました!
プロフィール
津谷祐司(つたに ゆうじ)
1963年3月10日に福井県で生まれ、東京大学工学部を卒業しています。
大学卒業後は博報堂に入社。3年越しにカルフォルニア大学ロサンゼルス校映画学部大学院・監督コースに合格し、休職して1993年に渡米。4年後に帰国しました。
博報堂に復職し、社内ベンチャーでインターネット事業を立ち上げています。
1999年に退職した後、株式会社ボルテージを設立。社長に就任しました。赤字に苦しむ時もありましたが、2006年から恋愛ゲームに絞って事業展開し、2010年には東証マザーズ、翌年に東証一部に上場しています。
また、映画監督としても活躍しているようです。
ボルテージについて
ボルテージは、モバイルコンテンツや映像、音楽、電子書籍などの企画、制作、販売を行っている企業です。
創業の精神は「アート&ビジネス」。コンテンツメーカーとして100本を超える独自のストーリーを作り、ゲームアプリや映像として提供してきたとのこと。
創業7年目にして女性向け恋愛ゲームの第一弾をリリース。それ以降、事業を恋愛ゲームに絞って展開し、モバイル恋愛ゲーム会社として日本一(世界一)に成長しました。
読み物アプリの「100シーンの恋+」、恋愛ドラマアプリの「天下統一恋の乱 Love Ballad」、「誓いのキスは突然に Love Ring」、「王子様のプロポーズ Eternal Kiss」など様々な作品があります。
津谷祐司氏の経歴・実績
津谷祐司氏にはこのような経歴があります。
1985年 東京大学工学部を卒業
1985年 株式会社博報堂に入社
1993年 UCLA映画学部大学院に自主留学
1997年 博報堂の社内ベンチャーでインターネット事業「おでかけナビ」を起業
1999年 株式会社ボルテージを設立、代表取締役社長に就任
2002年 UCLA卒業
2010年 東京証券取引所マザーズに株式を上場
2011年 東京証券取引所市場第一部に上場市場を変更
2012年 サンフランシスコにボルテージのSFスタジオ、Voltage Entertainment USA, Inc. を設立し、CEOに就任
2013年 取締役会長に就任
2014年 代表取締役会長に就任
2016年 代表取締役社長に復帰
私費留学した米国UCLAでは、英語とアートの壁に苦しみながらも、映画作りに没頭していたという津谷氏。小さな賞も受賞したそうです。映画製作と並行しながら、映画書籍の翻訳、CM製作、ゲーム企画などを行っていたといいます。
まとめ
恋愛ゲームに絞って事業を行っている株式会社ボルテージ。同社の代表取締役社長を務める津谷祐司氏は、一度就職してからアメリカの大学に留学し、映画作りを学んでいました。ボルテージでは赤字を経験しながらも会社の方向性を決め、モバイル恋愛ゲーム会社として日本一(世界一)へと成長させた経営手腕の持ち主です。