ゲーム・エンタメ事業やeスポーツ事業などを展開している株式会社カヤックの創業者・柳澤大輔氏とはどんな人物なのか?プロフィールや経歴などについて調査してみました!
プロフィール
柳澤大輔(やなさわ だいすけ)
香港出身で、慶應義塾大学環境情報学部を卒業しています。
帰国子女で、小学校3年生の頃日本に戻ったようです。慶應義塾高等学校進学後は、日本で唯一の体育会自動車部に所属しました。そして、趣味のマージャンを通じて貝畑政徳氏と出会ったとのこと。
大学ではニューラルコンピューティングを専攻し、久場智喜氏と出会います。
高校から大学までの7年間、一回も休まずに塾講師のバイトを続けていたそうです。
大学卒業後は、ソニー・ミュージック・エンタテインメントに入社。通信販売事業に所属し、企画から買付、カタログ製作、顧客対応まで一貫して経験したようです。
1998年、貝畑氏、久場氏と共に合資会社カヤックを設立しました。24歳の若さで代表取締役に就任しています。
100以上のクリエイティブディレクターを務める傍ら、NPO法人カマコンでは理事を担当。株式会社クックパッドやINCLUSIVE株式会社の社外取締役に就任するほか、iU 情報経営イノベーション専門職大学超客員教授、金沢大学非常勤講師、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特別招聘教授も務めています。
カヤックについて
カヤックは、ウェブ制作・企画・運営会社で、イベントの企画や飲食店の運営なども手掛けています。面白プロデュース事業、ちいき資本主義(まちづくり)事業、その他事業を展開している通称・面白法人カヤック。「つくる人を増やす」という経営理念を掲げており、サイコロを振って給料を決定したり、スタッフの似顔絵を描いた漫画名刺を使用している会社として、TVなどで紹介されることも多いようです。
ゲーム事業では、ソーシャルゲームやハイパーカジュアルゲームの制作や、ゲーム関連受託事業を展開しているそうです。
「ぼくらの甲子園!」シリーズ、「Park Master」、「スーパー野田ゲーWORLD」、「キン肉マンマッスルショット」、「HUNTER×HUNTER アリーナバトル」などを手掛けているようです。
また、eスポーツ関連事業では、大会プラットフォームやeスポーツ大会・施設の企画運営、eスポーツ教室の運営を行っているそうです。
柳澤大輔氏の経歴・実績
柳澤大輔氏にはこのような経歴があります。
1996年 慶應義塾大学環境情報学部を卒業後、ソニー・ミュージックエンタテインメントに入社
1998年 合資会社カヤックを設立し、代表取締役に就任
2005年 株式会社カヤックに組織変更
2014年 東証マザーズ上場
2015年 株式会社TOWの社外取締役に就任
2016年 株式会社クックパッドの社外取締役に就任(2022年3月退任)
2019年 INCLUSIVE株式会社の社外取締役に就任
2021年 内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議構成員就任
2022年 株式会社リビングハウスの社外取締役に就任
受賞歴
・第8回東京インタラクティブ・アド・アワード インタラクティブ広告部門 銅賞
・第8回東京インタラクティブ・アド・アワード ウェブサイト部門「コーポレートサイト銅賞」
・第31回 2010 日本 BtoB 広告賞 金賞
・第13回文化庁メディア芸術祭「審査委員会推薦作品」
・第4回JWDA WEBデザインアワード 奨励賞
大学時代は、ニューラルコンピューティング(現在で言うAI)を専攻し、その技術を用いた競走馬の運気を予測するプログラムを開発していたそうです。
まとめ
面白法人の通称を持つ株式会社カヤックは、柳澤大輔氏とその友人2名によって設立されました。ゲーム開発だけでなく、面白プロデュースやまちづくり、飲食店運営など様々な事業を手掛けています。柳澤氏は会社を東証マザーズに上場させるだけでなく、他企業の社外取締役を務めたり、数々の受賞歴があるなど、精力的に活動している人物と言えるでしょう。