コンピューター・ゲーム機のソフトウェア及びハードウェアの企画・開発・製造・販売 などを展開している株式会社トライエースの創業者・五反田義治氏とはどんな人物なのか?プロフィールや経歴などについて調査してみました!
プロフィール
五反田義治(ごたんだ よしはる)
1976年生まれ。
高校生の頃より日本テレネットに所属し、ゲーム開発に携わっていたそうです。後にゲームクリエイターの則本真樹 氏、初芝弘也 氏と共に独立し、有限会社トライエースを設立しました。現在は株式会社トライエースの代表取締役に就任し、経営者としての仕事と同時にゲーム開発環境の研究・開発を手掛ける研究開発部も束ねているそうです。また、国内のエンタメソフトウェア開発者会議のCEDECをはじめ、国際的なゲーム開発者会議のGDC、国際コンピュータグラフックス学会のSIGGRAPHなどで技術講演も行っているといいます。
トライエースについて

トライエースは、コンピューター・ゲーム機のソフトウェア及びハードウェアの企画・開発・製造・販売などを行っているようです。
「ゲームを通じてユーザーに新しい体験を提供する」を理念に掲げる同社には、「新しい」「面白い」「作りたい」を大切にするゲームクリエイターが集まっているといいます。
作品としては、「スターオーシャン6 THE DIVINE FORCE」、「すぐ死ぬ勇者」、「MIST GEARS / ミストギア」、「END OF ETERNITY 4K/HD EDITION」、「STAR OCEAN -THE LAST HOPE- 4K & Full HD Remaster」、「スターオーシャン:アナムネシス」、「Heaven×Inferno(ヘブン×インフェルノ)」、「スターオーシャン5 -Integrity and Faithlessness-」、「イグジストアーカイヴ – The Other Side of the Sky -」などに携わっているようです。
五反田義治氏の経歴・実績
五反田義治氏にはこのような経歴があります。
1993年4月 株式会社日本テレネットに入社
1995年3月 有限会社トライエース(現・株式会社トライエース)に入社
1996年8月 有限会社トライエースが株式会社トライエースに組織変更
1996年8月 株式会社トライエースの取締役に就任
1999年3月 株式会社トライエースの代表取締役に就任
2015年6月 株式会社モバイル&ゲームスタジオ(現・株式会社ゲームスタジオ)の取締役に就任
2020年7月 株式会社テックフラッグの取締役に就任
2020年9月 株式会社エヌジェイホールディングスの取締役に就任
応用力を高めるために基礎を学ぼう 、と五反田氏は語ります。五反田氏は、データを画像や映像へと変換するレンダリングという技術への造詣が深いそう。レンダリングの一種であるPRTは、柔らかい間接光を自然に表現できる比較的新しい手法だといいます。 ですが、実はPRTは基本的な技術を組み合わせてデータ処理を実行しているのだとか。
現在、日本はスマートフォン向けのソーシャルゲームが活発ですが、ここで使われている技術を基礎まで掘り下げていくと、実は他の分野にも応用可能なのだそうです。ソーシャルゲームの世界で活躍するためには、そこで使われている技術や仕組みを使いこなすだけでなく、それらを形作る理論としての基礎を理解すべきだと考えているようです。
まとめ
コンピューター・ゲーム機のソフトウェア及びハードウェアの企画・開発・製造・販売などを行う株式会社トライエースの創業者である五反田義治氏。ゲームクリエイターとしての経験を基に、国内外で開催される技術関連の講演会などにも積極的に登壇しているそうです。