コナミ創業者・上月景正とは?出身・経歴とか調べてみた

ゲームやスポーツクラブで知られるコナミの創業者・上月景正氏とはどんな人物なのか?プロフィールや経歴、創業した会社について調査してみました!

腕を組む男性

プロフィール

上月景正
参考:forbes.com

上月景正(こうづき かげまさ)

1940年11月12日生まれ。関西大学経済学部を卒業。

ゲームメーカーやスポーツクラブなどを傘下に持つコナミグループの創業者であり、現・代表取締役会長です。

また、コンピュータエンターテインメント協会の初代会長や、上月財団の理事長を務めています。

2022年にはフォーブスがまとめた日本の長者番付の28位に選出されているそうです。

コナミについて

コナミと言えばゲームやスポーツクラブで名前を聞いたことがある方も多いと思います。

コナミグループ株式会社は東証一部上場企業であり、「エンタテインメント」と「スポーツ」の分野で、「デジタルエンタテインメント」「アミューズメント」「ゲーミング&システム」「スポーツ」事業を展開。

モバイルゲームや家庭ゲーム、カードゲームなどのエンタテインメント、アミューズメントマシンの製造・販売、ゲーミング機器やカジノ・システムの開発・製造・サービスなどを手掛けています。また、フィットネスや体操・スイミングなどのスクール運営も行っています。

コナミは2019年に、創業50周年を迎え、現在では東尾公彦氏が代表取締役社長を務めています。

上月景正氏の経歴

上月景正氏にはこのような経歴があります。

1969年 大学卒業後、大阪府豊中市にコナミを創業
1973年 コナミ工業株式会社(現コナミグループ株式会社)を設立
1982年 個人資産を拠出して(財)上月教育財団を設立し理事長に就任
1984年 コナミを業界初の上場会社へ
1988年 東証一部上場
1992年 紺綬褒章を受章
1996年 コンピュータエンターテインメント協会を設立、初代会長に就任(現在は名誉会長)
1999年 ロンドン証券取引所上場を果たす
2002年 日本経済団体連合会の理事に就任
ニューヨーク証券取引所上場を果たす
2005年 公益法人の3財団を文科省許可「一般財団法人 上月財団」として統合
2006年 藍綬褒章を受章
2011年 旭日中綬章を受章
2012年 コナミホールディングス株式会社(現コナミグループ株式会社)の代表取締役会長に就任
2013年 ヴィクトリア女王記念褒賞を受賞
2022年 ミシシッピ州ゲーミング殿堂入り

コナミ創業の他にも財団の立ち上げや藍綬褒章・ヴィクトリア女王記念褒賞受賞など、これまで50年以上にわたって様々な経歴を築いてきたことがわかりますね。

上月景正氏が理事長を務める上月財団とは?

上月財団は、「日本の将来は教育にあり」という理念を掲げて1982年に上月景正氏が個人資産で立ち上げた上月教育財団を前身とする財団です。

中心となっている事業は、トップアスリートの育成を目指す「スポーツ関連事業」。将来が期待される選手や指導者がスポーツ活動に集中して取り組めるように助成金で支援する「スポーツ選手支援事業」や、助成金の認定を受けた選手が優秀な成績を残した際には「上月スポーツ賞」の授与など、日本のアスリート育成に取り組んでいるようです。

また、この他にも「スポーツ団体・競技大会助成事業」、「クリエイター育成事業」、「教育・文化・社会支援事業」など、助成活動を中心とした幅広い事業を展開。スポーツ・教育・文化の発展と振興に向けて様々な取り組みが展開されています。

まとめ

コナミといえば人々の“楽しさ”を創造する会社。そんな日本だけでなく世界で羽ばたくコナミを創業した上月景正氏は、コナミ創業の他にも個人資産で財団を立ち上げたり、ヴィクトリア女王記念褒賞を受賞したりと輝かしい経歴を持っているようです。今後の活躍にも注目したいものですね!

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