ゲームソフトやWebシステムの受託開発などを展開している株式会社SRDの社長・中郷俊彦氏とはどんな人物なのか?プロフィールや経歴などについて調査してみました!
プロフィール
中郷俊彦(なかごう としひこ)
1957年生まれ。
中郷氏は、株式会社SRDに入社して以来、汎用コンピュータ用の事務計算ソフトなどを制作していたそうです。その後、任天堂が家庭用ゲーム機のゲームチップの知識を持つプログラマーを探していたことがきっかけで、1982年からファミコン向けのゲームソフト開発をスタート。「マリオ」シリーズや「ゼルダの伝説」シリーズのプログラマーとして活躍していました。
現在は、株式会社SRDの代表取締役社長として任天堂発売のゲーム機向けゲームソフトの開発に取り組んでいるといいます。
SRDについて
SRDは、ゲームソフトのプログラムの受託開発、CADパッケージの開発・販売などを行う会社です。
ファミコンをはじめ、ゲームボーイ、スーパーファミコン、ニンテンドー64、ゲームボーイアドバンス、ニンテンドー ゲームキューブ、ニンテンドーDS、Wii、ニンテンドー3DS、Wii U、Nintendo Switchなど、任天堂が開発するゲーム筐体のゲーム開発を手掛けているようです。
作品としては、「ドンキーコング」シリーズ、「スーパーマリオ」シリーズ、「スターフォックス」シリーズ、「ゼルダの伝説」シリーズ、「どうぶつの森」シリーズなどに携わっているようです。
中郷俊彦氏の経歴・実績
中郷俊彦氏にはこのような経歴があります。
1979年頃 株式会社エス.アール.ディー(現・株式会社SRD)に入社
1982年 株式会社エス.アール.ディーが京都営業所(現・京都事業所)を任天堂の社屋内に新設。ゲーム受託開発をスタート
2011年 株式会社SRDに社名変更。株式会社SRDホールディングスの100%出資子会社となる
2018年 京都事業所にゲーム統括部を新設し、ゲーム開発部門を統合
2022年 株式会社SRDが任天堂株式会社の100%出資子会社となる
中郷氏は当時、任天堂での仕事を通じて岩田聡氏、宮本茂氏と出会ったようです。中でも印象に残っているのが「バルーンファイト」の制作中のことだそう。岩田氏からレクチャーを受けたそうです。「バルーンファイト」の家庭用と業務用を同時制作した際に、岩田氏が所属していたHAL研究所で手がけた家庭用ソフトはキャラクターの動きがよりスムーズなことに気付き、技術を教えてもらったといいます。
まとめ
ゲームソフト及びWebシステムの受託開発などを行う株式会社SRDの社長である中郷俊彦氏。任天堂のゲームソフト制作を通じて岩田聡氏、宮本茂氏といったゲーム制作のレジェンドと交流する中で、数々の名作を生み出してきたようです。