家庭用ゲームソフトウェアの企画・開発・制作を手掛ける株式会社モノリスソフトの創業者・杉浦博英氏とはどんな人物なのか?プロフィールや経歴などについて調査してみました!
プロフィール
杉浦博英(すぎうら ひろひで)
武蔵野音楽大学を卒業しています。
アスキーやコナミ、ワープといった様々な会社でたくさんのゲームに携わり、スクウェアでプロデューサーなどを務めた後、スクウェアを退職しました。
1999年に高橋哲哉氏、本根康之氏らと一緒にモノリスソフトを設立。代表取締役社長に就任しました。
モノリスソフトについて
モノリスソフトは、家庭用ゲームソフトの企画をはじめ、開発、制作を手掛けている任天堂の子会社です。
同社を設立した3名はかつてスクウェアで「ゼノギアス」を作っていましたが、その続編制作について経営方針が異なったことからスクウェアを退社。1999年にナムコの出資により設立したそうです。その後ナムコが任天堂に保有株式を譲渡し、任天堂の子会社となりました。
任天堂の子会社になってからは、独自作品の制作と任天堂作品の開発サポートをしているそうです。
開発作品としては「ゼノサーガ」シリーズ、「ドラゴンボール改 サイヤ人来襲」、「ゼノブレイド」シリーズなどがあります。
部分受託作品は「ダージュ オブ ケルベロス ファイナルファンタジーVII」、「大乱闘スマッシュブラザーズX」、「どうぶつの森」シリーズ、「スプラトゥーン」シリーズ、「ゼルダの伝説」シリーズなどに携わっているようです。
杉浦博英氏の経歴・実績
杉浦博英氏にはこのような経歴があります。
武蔵野音楽大学卒業
アスキー、コナミ、ワープ、スクウェアに勤める
1999年 モノリスソフトを設立し、代表取締役社長に就任
音大出身の杉浦氏は、卒業後楽団員になろうと思っていたそうですが、バブル絶頂期にも関わらず楽団員の初任給が低かったそう。将来を見つめ直し、一般企業への就職を考え、アスキーのゲーム事業部の営業職として働きはじめたようです。そこで顧客との繋がり、流通、どんな仕組みでモノが作られて、パッケージングされ、出荷されていくのか一連の流れを知ったといいます。アスキーを辞めた後は大手宣伝部で「IR・PR」を学んだそう。
また、「プロデューサーとしての下地は、スクウェア時代に完成されたものだと考えている」と語っています。
まとめ
任天堂の子会社であるモノリスソフトは、音大出身の杉浦博英氏が高橋哲哉氏、本根康之氏らと設立しました。アスキーやコナミ、スクウェアで経験してきた様々な業務が、現在の会社経営に役立っていると言えるでしょう。