タイトー現代表者・山田哲とは?出身・経歴とか調べてみた

ゲームメーカーとして様々なプラットフォームで開発・製造を展開してきた老舗企業である株式会社タイトーの現代表者・山田哲とはどんな人物なのか?プロフィールや経歴、経営している会社について調査してみました!

プロフィール

山田哲(やまだ てつ)

1961年2月1日生まれ。マサチューセッツ工科大学経営大学院修了。

1983年に一橋大学経済学部を卒業し、東京銀行(現三菱UFJ銀行)へ入行。その後マサチューセッツ工科大学経営大学院を修了し、さらに翌年ハーバード大学ハーバード・ビジネススクールを修了。

以降は様々な企業の役員を歴任し、2016年にタイトー取締役副社長、翌年に同社代表取締役社長へと就任したようです。

タイトーについて

1950年に実業家であるミハイル・コーガンが輸入会社として「太東洋行」を設立。その3年後に、仕切り直して「太東貿易株式会社」を創業。国内で初めてウォッカを醸造・販売しました。

その後リリースしたピンボールが大ヒットし、パチスロの源流ともなる「オリンピア」の風俗営業許可を取得。さらにクレーンゲームを開発するなど、アーケードゲームの開発に注力し、社名を現在の株式会社タイトーに変更したといいます。

その後も「ブロック崩し」や「スペースインベーダー」がヒット。特に「スペースインベーダー」は社会現象となるほどの人気を博し、ゲームメーカーとしての地位を確立。アーケードゲームではその後も「電車でGO!」などの人気タイトルを発信しています。

現在はスクウェア・エニックスの機能子会社となり、家庭用ゲームソフトの規格・開発・販売はスクウェア・エニックスに集約されることとなりましたが、これまで発売してきたソフトの著作権は引き続き保有し続けるとのことです。

山田哲氏の経歴

山田哲氏にはこのような経歴があります。

1983年 一橋大学経済学部を卒業し、東京銀行(現三菱UFJ銀行)へ入行
1989年 マサチューセッツ工科大学経営大学院修了(経営学修士)
1990年 ハーバード大学ハーバード・ビジネス・スクール修了(MBA)
1996年 日本コカ・コーラのストラテジックプランニング統括部長に就任
1999年 日本コカ・コーラのストラテジックマーケティング副社長へ就任。
2000年 ディールタイムドットコム日本法人代表取締役社長兼CEOへ就任
     スターバックスコーヒージャパン 店舗運営部門オフィサーに就任
2003年 スターバックスコーヒージャパン 店舗運営部門エリアマネージャーへ就任
2004年 スターバックスコーヒージャパン オフィサー事業開発本部長へ就任
2008年 フェニックスリゾート代表執行役社長兼最高経営責任者に就任
2009年 株式会社ユー・エス・ジェイ執行役員コーポレート・マーケティング・パートナーシップ本部長へ就任
2012年 ローソン上級執行役員・海外事業グループ最高執行責任者、経済産業省産業構造審議会通商政策部会委員に就任
2013年 ローソン上級執行役員・オーバーシーズカンパニー副社長兼海外事業推進部長へ就任
2014年 ローソン上級執行役員・オーバーシーズカンパニー社長へ就任
2016年 株式会社タイトー取締役副社長へ就任
2017年 株式会社タイトーの代表取締役社長へ就任

名だたる企業で高位ポストを歴任してきた実績のある人物のようです。業種もゲームメーカーだけでなく、コカ・コーラやフェニックスリゾートと様々。さらには経済産業省の産業構造審議会通商政策部会委員にも選定されるなど、その能力は疑う余地がないといえるでしょう。

まとめ

ゲーム業界だけでなく、幅広い業界を牽引してきたともいえる山田哲氏。タイトーの代表取締役に就任してからはまだ時間が浅いですが、今後の活躍に注目したいですね。