モバイルゲームの開発・配信からSNS運営、電子商取引を展開する他、プロ野球団体まで保有する株式会社ディー・エヌ・エーの設立者にして現代表者である南場智子とはどんな人物なのか?プロフィールや経歴、経営している会社について調査してみました!
プロフィール
南場智子(なんば ともこ)
1962年4月21日生まれ。ハーバード大学大学院修了。
新潟県で石油卸売業を経営していた父を持ち、幼少期は厳格な教えの下育ってきたそうです。大学は父が指定した津田塾大学の学芸学部英文学科に進学。大学四年生の頃には成績1位の学生に与えられる奨学金を受け、アメリカの名門女子大学7校の一つであるブリンマー大学へ留学。
卒業後はマッキンゼー日本支社へ入社するも2年後に退職しハーバード・ビジネス・スクールへ入学。MBAを取得し、1999年に株式会社ディー・エヌ・エーを設立したそうです。
ディー・エヌ・エーについて
1999年3月に南場智子氏が設立。発足当時はインターネットオークションやリサイクル総合情報サイトなどを手掛け、2004年に携帯電話専用のオークションサイト「モバオク」を開設。その後モバゲータウンを設立し、大きく知名度をあげた会社です。また2011年にはプロ野球球団の横浜ベイスターズを買収し、横浜DeNAベイスターズが誕生。2015年にはゲームアプリ分野で任天堂と業務提携を果たすなど、ゲーム業界として見ても、その他の分野から見ても、注目度の高い会社です。
南場智子氏の経歴
南場智子氏にはこのような経歴があります。
1986年 マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク・ジャパンへ入社
1988年 マッキンゼー日本支社を退職。ハーバード・ビジネス・スクールへ入学
1990年 ハーバード大学でMBAを取得
1996年 マッキンゼー日本支社の役員に就任(日本女性では歴代3人目)
1999年 株式会社ディー・エヌ・エーを設立。代表取締役に就任
2003年 内閣IT戦略本部員に就任
2004年 規制改革・民間開放推進会議委員に就任
2011年 癌の夫を看病する為、ディー・エヌ・エーの代表取締役兼CEOを退任
2015年 ディー・エヌ・エー取締役会長・横浜DeNAベイスターズオーナーとして就任
2017年 ディー・エヌ・エーの代表取締役に復帰
とても優秀な方として政府からも注目されていた人物のようです。ゲーム業界以外にも様々な事業を展開しているので、今後表彰や褒章も考えられるのではないでしょうか。ゲーム業界ではアプリゲームの分野で任天堂と業務提携を交わしたこともあり、今後ますますの取り組みが期待されます。また、スマホ単体でゲームのプレイ動画などを生放送できる配信アプリ「ミラティブ」の提供元であることもあり、ゲームの提供のみならずゲームを盛り上げるツールを提供している会社としても今後注目したいですね。